椎ノ峰地区 窯業関連遺跡群
南波多町は江戸時代には唐津藩領でした。町内には9か所の陶器窯跡があります。椎ノ峰窯跡群は陶磁器関係の美術書にも名前が掲載されるほど著名な窯跡です。地域内には5か所の窯跡があり、古文書では、1630~40年代頃に現在の大川町川原から陶工たちが椎ノ峰へ移って開窯し、その後、唐津藩が将軍家へ献上する焼き物(茶碗)も製作したと書かれています。盛期には焼成室が20室ある窯が3か所あり、350余りの戸数があったとされています。
南波多町の窯跡や関連の遺跡は肥前窯業史を語るうえで重要な文化財です。
地元では、この貴重な文化財を守り後世に伝えていく活動を進めています。
上多々良窯跡
窯跡の全長は約112mあり、操業時期は1650~1670年代です。
この時期の窯跡としては非常に大規模な窯であり、当時の繁栄ぶりを表しています。呉器手(ごきで)と呼ばれる碗や皿、すり鉢、片口、香炉、花瓶、甕(かめ)など多種多様な製品が作られました。
高麗神社
鳥居をくぐって少し登ると高麗神の祠があり、台石には寄進した陶工の名前が刻まれています。
鳥居の柱部分には、神社と椎ノ峰での窯業の由来が刻まれています。
古椎新(こしいしん)窯跡
江戸時代の窯の上に昭和12年(1937)頃まで操業した窯が重なっています。現在も昭和期の窯が残っています。窯の構造が江『時代の窯とほぼ同じ形であり、貴重な窯跡です。
陶工の墓
火除け(ひよけ)と呼ば
れる窯道具(焼き物を焼成する時に使う道具)を墓石にしていることから、地元では陶工たちの墓といわれています。
※窯跡の盗掘、破損などの違法行為は罰則の対象となります。
南波多町まちづくり運営協議会
佐賀県伊万里市南波多町 椎ノ峰窯跡群
西九州自動車道・唐津伊万里道路・伊万里東府招IC(いまりひがしふまねき)下車
椎ノ峰窯業遺跡群 360度写真 1
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360度写真をRICOH360.COMでご覧ください。
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椎ノ峰窯業遺跡群 360度写真 2
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椎ノ峰窯業遺跡群 360度写真 3
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椎ノ峰窯業遺跡群 360度写真 4
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椎ノ峰窯業遺跡群の窯跡など見ることはできませんでしたが、下記の注意書きを見ることができました。
立て看板の箇所に椎ノ峰窯業遺跡群があったことが確認できます。
ここは、埋蔵文化財の包蔵地です。勝手に掘ったり、陶片等を持ち帰ったりすると処罰されます。大切な文化財を皆で守りましょう。
伊万里警察署、伊万里市教育委員会







