山辺田窯跡 (やんべたかまあと)
この丘陵の南、西斜面には現在までに8基の窯跡が確認されています。窯跡は幅奥行ともに2~3m代の焼成室を10数室つないだ階段状連房式登窯で、現在では天井部がち床面の段々だけが往時の姿をとどめています。
この窯場は16世紀末~17世紀初め頃に成立したと推定され、有田で最も古い窯場のひとつです。また、終焉の時期は1650~1660年代頃と考えられ、この間多量の陶器類が生産されています。この案を代表する製品は磁器製の大皿類や初期の色絵素地などで、昭和47年から4次にわたって行われた発掘調査では、同種の素地に色絵を施した製品も4個体出土しています。有田の窯業の成立や初期の色絵に関わる窯場の遺跡としての重要性から昭和55年3月に国史跡に指定されています。
昭和55年3月24日 国史跡指定
所在地は有田町黒牟田丙2983〜2991,3294他にあります。

